重六低音 おもろくべーす

重六低音 おもろくべーす

音楽生活をもっと"おもろく"!ラウド系6弦ベーシストSUMI-chang(すみちゃん)が、誠実にヘビーメタリックに綴ります。

重六低音 おもろくべーす

FEELFLIPの7弦ベーシスト イッケさんからエフェクターを頂いた話

メタル・ラウド系6弦ベーシスト

轟音ファクトリーのSUMI-chang(すみちゃん)です。

 

FEELFLIP(ヒールフリップ)というバンドをご存じですか?

www.feelflip.com

 

 

FEELFLIPとは?

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公式サイトより


5ピースSkhaotic(SKA+chaotic)PUNKバンド。
FEELFLIPと書いて“ヒールフリップ”と読む。
従来のSKAPUNKのスタイルにこだわらずSKAをより超越したSkhaotic(SKA+chaoticの造語)を掲げ、
重く歪んだギター、7弦ベースにテナー、バリトンサックスなどからなるテクニカルな楽曲は唯一無二の存在である。

 

7弦ベース…ベースの可能性は無限大です。

そんなFEELFLIPの7弦ベーシストの「イッケ」さんから、エフェクターを頂きました。

 

エフェクターをもらった! 

2016年4月に「ベースチャレンジ」と称して行われた、FEELFLIPの曲コピー大会で「一番惜しかった人」として、私SUMI-changが選ばれたからです。

 

▼演奏動画はこちら。

 (SUMI-chang演奏→ikke氏の答え合せとなっています)

 

 

お題として出された曲"Laugh away"は、低音のリフ・スラップ・タッピングなど多くのテクニックを駆使した難曲。

 

▼課題曲だったのはこの曲

 

完コピできたらビンテージのスティングレイをあげますよ!」との事だったので、

完全にやる気に火がつきまして、ガチンコでコピーをした訳です。

 

しかし細かいフレーズやタッピングの部分など及ばない部分も多く、残念ながら完コピには至りませんでした。

 

でもそこは優しいイッケさん(直接の面識なし)

がんばってこぴーしたね」と、サンズサンプをプレゼントしてくださいました。

おまけに課題曲の譜面までつけていただいて、感激です。

 

FEELFLIP7弦ベースの他に、ギターボーカル、テナーとバリトンのサックス、ドラムという変則的な編成で

スカ+カオティック=スカオティック

という新ジャンルで活動されています。

 

うちの轟音ファクトリー

デス+ポップ=デスポップ

で活動させていただいてます。

 

手前味噌で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。

 

▼我らがデスポップはこんな感じ

 

最近は新譜のアルバムをまるまるライブレコーディングしてしまうという挑戦的なバンドFEELFLIP

そんなバンドで7弦ベースをかき鳴らしているikkeさん。

勝手に親近感と尊敬の念を抱いております。

 

いただいたエフェクター、メインでガンガン使ってます。ikkeさんありがとう。

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6弦ベース買ってから後悔しないために デメリットまとめ

メタル・ラウド系6弦ベーシスト

轟音ファクトリーのSUMI-chang(すみちゃん)です。

 

前回褒めまくった6弦ベースXOTIC XB-2

 

heavy6bass.hateblo.jp

 

直感を信じて衝動買いをしてよかった!と書きましたが、辛いこともあります。

 

ベースそのものに大きな不満があるわけではないんですが、当然6弦ベースにしたことによる「不便さ」も生まれてくるわけで

 

今回は6弦ベースを初めて使用して分かったデメリットを紹介します。

6弦ベース欲しいけど悩んでいる、と言う方の参考になればと思います。

 

デメリット 一覧

 

 

1.重くて肩がこる

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重いです2時間スタジオに入った後は結構な疲労感を感じます。

ストラップの種類や長さなどである程度緩和できますが、これは覚悟しておいた方がいいと思います。

 

アイバニーズなどの、比較的軽量で弾きやすい多弦ベースのメーカーを選ぶのも大切かもしれません。(激しいライブをする方は特に)

 

2.ネックの反りとの戦いになる

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これは個体差、個人のプレイスタイルにもよりますが、僕はかなり悩みました。

 

ピッキングの「バチッ」っていう音が出る、弦高低めが好みなんですが

そうなってくると、弾きやすさがネックのコンディションに左右されやすくなります。

 

ただでさえネックの反りやすいベース。ましてや弦の数が6本に増えることで、ネックをストレートにキープするのはめちゃくちゃ気を遣います。

 

楽器の状態に神経質な方は、毎日ネックの反りを確認して微調整してと、ベースの機嫌を伺う時間が多くなる可能性ありです。

 

3.ミュートが辛い

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鳴らさない弦をミュートしておくのが辛いです。

 

低い音域と高い音域に一本ずつ弦が増えるので、

5→6弦の買い替えならまだマシですが、

4→6弦はしばらく慣れるまで時間がかかるでしょう。

 

スラップを多用する方は

モノによっては弦間が狭すぎて指が入り込まなかったりと、

物理的に演奏できないベースもありそうです。

 

4弦ベースのE弦開放を思いっきりサムすると

「やっぱベースは4弦かな~」と思ったりします。

その辺はベースの使い分けが必要になります。

 

6弦だからといって「なんでもできる」わけではありません。

 

4.弦が高価&普通の店で買えない

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ほんと弦が高い。

 

いつもと違うメーカーの弦にしようと思うと、

自分のベースに合うか・音や弾きごこちが好みかどうかわからない上に、一回張ったらしばらくは張り替えないし高価なので

新しい弦への交換は毎回ギャンブルです。

気にしぃの僕は、ひたすら検索&検索で調べた末にやっと買える、といった具合です。

 

そして店頭在庫が少ない。チェーン展開している大手の楽器屋に6弦ベースの弦が豊富にある店はなかなかありません。某サウンドハウスさんに年中お世話になることになります。

 

5.この人ベース上手そう、という目で見られる

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これは僕の自意識過剰かもしれません(笑)

 

かつては6弦ベースプレイヤーを「見る」だけの立場だったので

 

「ジャズ・フュージョン系の人かな」

「コード弾きとかタッピングとかバリバリだろうな」

「ベースソロとか飛び出すんかな」

 

などと、いろいろ想像が膨らんでしまう気持ちはわかります。

 

実際は、使う人のプレイスタイルとかバンドの音楽性ありきなので、

6弦ベーシストが全員そうかという訳ではないんですね。(少なくとも僕はそうです。)

 

ライブで弾いても、一番高いC弦を一度も使わなかったこともあります。

 

せっかく6弦なんだからいろいろチャレンジしよう!

という気持ちが湧いてくるのはとてもいいことなので、

一概にデメリットとも言い切れませんが

いろんな意味で「注目を浴びてしまう」ことが増えるでしょう。

 

 

 いかがでしたか?

 

6弦ベースのデメリットについて書きました。

購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

 

ネックの悩みについては別記事で書きます。

メタル・ラウド系もいける?XOTIC XB-2 レビュー

メタル・ラウド系6弦ベーシスト

轟音ファクトリーのSUMI-chang(すみちゃん)です。

 

衝動買いした XOTIC XB-2 6弦ベースがどんなベースだったか。

 

heavy6bass.hateblo.jp

 

 

2年ほど弾いた結論から言うと

 

買ってよかった

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今回は買ってよかった6弦ベース、とにかくよかったところを紹介します。

 

・バンドで使ってみてどうなの?

・メタル・ラウド系にも使えるの?

 

という疑問にも
実際にメタル・ラウド系バンドで使用している視点から書いてみます。
 
 

粘りのある音色

 
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楽器のレビューで一番表現が難しいのが、音。
 
追々演奏動画もアップしていこうと思っているのですが、
あえて文字で書くなら「粘りのある音」
 
Kent Armstrong のピックアップの性質や、マホガニーというボディの特徴もあってか
 
中低音がぐっと出てくる重心低めの音です。
 
かといって抜けないわけではなく
メタル・ラウド系のバンドにおいてもしっかり存在感のある音が出せるベースです。
 
 
 

握りやすいネック

 
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ベースの弾きやすさの8割くらいは
ネックで決まると思っています。
 
XOTIC XB-2のネックは幅もあり、
一般的な4弦ベースに比べるとかなり威圧感のあるネックになっていますが
 
意外にも弾きやすいです。
 
これは僕が4弦→5弦→6弦と、順番にアップグレードしていったから
という理由もありますが、
それを差し引いても、違和感のないバランスのとれたネックになっています。
 
「楽器との運命的な出会い」は
自分の手にバッチリあったネックとの出会い」なんでしょう。
 
衝動買い、正解でした。
 
 
 

素晴らしいボディーバランス

 
ほとんどのバンドのベーシストは立って演奏します。
それ故、肩からかけたバランス、ヘッドの角度はかなり重要です。
 
長時間の演奏、6弦ベースとなるとそれなりの重量があります。
重すぎるベースで腰痛になった…なんて話も聞くくらい、立って演奏するときの負担感は避けては通れない課題です。
 
で、このベースはどうなのかというとめちゃくちゃバランスはいいと思います。
 
ただ、ストレスフリーかと聞かれると答えはノー。
 「重量の割に負担感はない」といったところでしょうか。
 
それでも立って構えた時に、
自然とベースのヘッドが気持ちいい位置に落ち着く感じは素晴らしいです。
 
 
 

多彩なコントロール

 
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コントロール類が充実しています。
 
6弦ベースというと、ジャズ・フュージョン系のイメージが強いですが、
メタル・ラウド系にも十分対応できます。
 
基本はベース・ミッド・トレブルの3バンドイコライザーに、ピックアップバランサー、マスター、トーン。
XOTIC自社製の、TRILOGICプリアンプが入ってます。18V駆動のハイパワー。
 
アクティブ・パッシブ切り替えのスイッチに
フロント・リアのピックアップをそれぞれシリーズ、パラレルに切り替えるプッシュ・プルのポッド。
 
特徴的なのは、アクティブでもトーンが効くことです。意外とこういうベースがないので、ちょっと丸みのある音が欲しいときにトーンを絞ると気持ちよく弾けます。
 
さらに特筆すべきはバックパネルのトリムスイッチ。
アクティブのゲインを調節できるトリムと
ミッドのフリーケンシーを4タイプから選択できるスイッチが付いています。
 
ベース本体だけでかなり幅広い音作りができるので、大満足です。
 
 
 

見た目

 
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かっこいいか・かっこよくないかは主観によるものが大きいので
気に入ったポイントだけ書きます。
 
・サークル型のポジションマーク
 
・独特なヘッド形状とメーカーロゴ
 
・綺麗なキルテッドメイプルに落ち着いたカラーリング
 
長く付き合うベースは、見た目も重要。
手にとって弾きたい!という気持ちが生まれてくるベースを買うべきです。
(結果、鏡の前で構えてニヤニヤしている時間も増えます。)
 
 

結論  買ってよかった

 
ベースを買う時点で
「うちのバンド、轟音ファクトリーのサウンドに合うか?」
という検討をすることさえ忘れていたので、結果オーライになってしまいましたが…
 
たまには直感を信じて大きな買い物をしてみるのもありかもしれません。
 
 
 

懸念材料

 
いいことばかり書きましたが、
 
ベースとネックの反りについては
ベーシスト永遠のテーマと言えるでしょう。
 
6弦ベースのデメリットについても別記事で書きます。

思い切って6弦ベースを買ってみた

メタル・ラウド系6弦ベーシスト

轟音ファクトリーのSUMI-changです。

 

今回はメインで使用しているベース

XOTIC XB-2 の紹介です。

 

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手を出してしまったハイエンドベース…オーラが半端ない

 

XOTICって?

 
XOTIC(エキゾチック)はアメリカ・ロサンゼルスのハンドメイドのギター工房。
ビルダーはヒロ・ミウラさん。日本人。
現在は独立して、新たにご自身のブランドを立ち上げられているようです。 
 
XOTICというと、ブースターやプリアンプなどのエフェクターブランドのイメージが強いですが、最近はベースのXJシリーズなど、徐々にギターブランドとしての知名度を上げてきている印象です。
 

なんでこのベース買ったの?

 

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キュートなヘッドに胸キュン

購入したのは梅田の楽器店。中古品。
新しいベースを買うつもりはありませんでした。
完全な勢い&衝動買いです。
ベーシストの直感とも言います。たぶん。
 
ルックスが気になる
XOTICって何?
タイミングよく店員さん来る
試奏させてもらう
(弾いていて気持ちよすぎる…!)
止まらない試奏(約1時間)
これください
 
出会いから結婚までわずか数時間という、ハイパースピード婚をしたわけです。
いつも大きな買い物するときには、執拗にネット検索して、スペック・価格の比較をするタイプなんですが
弾いていて手に吸い付く感じというか、出てくる音の艶とか…
なんだかよくわからないけれど「もうこれしかない」という謎の自信に満ちていました。楽器選びは出会いだとよく言いますが、フィーリングは大事ですね。
 
 
▼次回はもう少し冷静に、このベースの良さについて書きます。

重六低音「おもろくべーす」SUMI-changと申します

音楽をもっと「おもろく!」

はじめまして。

メタル・ラウド系6弦ベーシスト 

SUMI-chang(すみちゃん)です。

「轟音ファクトリー」というバンドでベースを弾いています。

轟音ファクトリーOFFICIAL WEB SITE

 

このブログでは主に

  • 機材やベースのこと(6弦ベースの話題多め)
  • 音楽のこと(好きなバンドや音源の紹介)
  • バンドのこと(轟音ファクトリーの活動)

について、誠実にヘビーメタリックに書いていきます。

 

僕自身の音楽生活がさらに「おもろく」なるように…

そして皆さんにも、その「おもろさ」が伝われば幸いです。

 

SUMI-changのベースライフ

 

初めてベースを手にしたのは、高校2年の冬。

文化祭で脚光を浴びる同級生に激しく嫉妬し「自分もバンドやりたい!」と思い立つ。ありがち。

じゃん負けではなく「大きくてなんかカッコいい。ギターより簡単そう」という理由でベース購入(初心者セット2万円)

特にバンドを組むわけでもなく、1年間教則本のフレーズを練習して過ごす。

真面目すぎる。

 

バンドデビュー 大学時代

 

大学に合格し、軽音楽部に入りたいので新しいベースを購入。

他のサークルには目もくれず軽音楽部の部室に直行。

真面目すぎる。

実質これが、僕の精一杯の大学デビュー

ジャンルを問わず散々いろんなバンドのカバーに明け暮れました。

 

その後 轟音ファクトリー結成

 

大学卒業を間近にして轟音ファクトリーに加入。 

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リーダーkenjideathの、あまりに痛々しくて心をえぐられる音楽性に

自分自身も精神的なダメージを受けつつ活動中です。

  
最近ふとしたきっかけで手に入れることになった6弦ベースにハマり
その面白さや、好きな音楽について発信したい!
と思い、ブログを書くに至りました。

 

 

好きなアーティスト

 モダンなメタルバンドを中心に… 

 洋楽パンクの大御所も大好物。 

  • CRYPTOPSY
  • VADER
  • CANNIBAL CORPSE 

 ゴリゴリのデスメタルもイケる口です。 

 ライド系アイドルもよく聴きます。これからどうぞよろしくお願いします。 

 

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